About us

こんにちは

私たちマイスター東金屋は、千葉でソーセージ専門店として構えて今年で46年目を迎えました。

もしこの記事をご覧になっているあなたが昔からご贔屓にしてくださるお客様の場合、毎度ありがとうございます。

もしマイスター東金屋を初めて知ってくださった場合、はじめまして。

マイスター東金屋も2代目になりましたので、ここで改めて東金屋について自己紹介をさせて頂こうと思います。

マイスター東金屋のこれまで

初代代表の話によると私たちのルーツは明治時代の精肉店に遡ることができるそうで、当時は馬を引きながら精肉を販売していたといいます。

長く精肉店を続けた後、その経験と知識を活かして更なる価値を生み出そうと食肉加工の道へ進みます。

拠点を現在の千葉県千葉市に移し、本格ドイツ製法の自家製ソーセージ専門店として初代マイスター東金屋がスタートしました。

それが1976年のことでした。

マイスター東金屋のこだわり

当店の製品は全てドイツ製法をベースにして、本場の味を再現しています。

しかし単にレシピを丸写ししただけでは面白くありません。

そこで私たちは精肉店時代から継承された、肉に関する豊富な知識を「ユニークな視点」で応用させています。

その結果「ポークアスピック」を代表とする当店にしかない数々のオリジナル商品が誕生しています。

また原料となる豚肉、牛肉は国産を用いるのはもちろんのこと、その鮮度にもこだわっています。

特にレバーパテ などは鮮度によって味が大きく変わってしまうので、常にフレッシュなものを作るように努めています。

マイスター東金屋の製品ラインナップ

ソーセージ

ソーセージは常時8種類を製造しています。

それに加えてピスタチオ・ビアシンケン、ヤクトブルスト、パプリカリオナー、モルタデラ、ボロニアなどのスライスソーセージも順次ご用意しています。

ハム

ハムは豚のモモ肉を使用したポーク寄せハム、そしてロースハム、また新宿ベルクさん限定の骨付きモモハムがございます。

豚モモ肉の寄せハム。サンドイッチに最適です。
豚ロースのハム。サンドイッチはもちろんですが、サラダや炒め物にも合います。

冷たいままでも十分に美味しく食べられますので、サンドイッチやサラダに使いやすくオススメです。

製法がシンプルなだけに、素材の良さをダイレクトに感じられるはずです。

一つ一つ手作りなので手間はかかりますが、その分仕上がりの良さには自信があります。

おかげさまでどれも開店当初からあるロングセラー商品になっています。

ベーコン

国産の豚バラ肉を1ヶ月ほど塩漬けにし、その後ドライ、スモーク、そしてローストして仕上げます。

コクがたっぷりあるのに脂身にはほんのり甘味があって、くどさがないのが特徴です。

炒め物やスープ、パスタやサンドイッチなど使い勝手が良く、いろいろな食べ方を楽しめるのも嬉しいポイントです。

フライシュブルストとブロックベーコンを入れてポトフをつくりました。

サラミ

ヨーロッパのサンドイッチの具といえばサラミ!サラミとチーズと合わせたバゲットサンドなんかは最高ですね。

当店のサラミは豚肉と和牛の赤身に塩、ニンニク、赤ワイン、オリジナルスパイスを加えて作ります。

サラミは2-3ヶ月ほどかけてじっくりと乾燥・熟成させていきます。

肉はあらかじめ専用の高速カッターで刻み、スパイスを混ぜたらケーシングと呼ばれる袋に詰めて冷たいスモークをかけます。

その後熟成庫にて2ヶ月ほど置いて、じっくりと水分を抜きつつ熟成させます。

水分が抜けて軽くなった分、肉の旨味はギュッと濃縮されてます。

そのままおつまみや、サンドイッチにおすすめのサラミ

生ハム

こちらもサンドイッチ、サラダ、おつまみなどアレンジ幅が広い製品です。

当店ではコッパハム、そしてラックスシンケンを常時製造しています。

コッパハムは豚の肩ロースの生ハムで、1ヶ月ほど塩漬けした後に冷たいスモークをかけ、3ヶ月ほどかけて熟成させています。

コッパハムとイチジクのサラダで簡単お家ワインバー
コッパハムとイチジク

ラックスシンケンは豚のロースの生ハムです。

「ラックス」とはドイツ語で「鮭」を意味するのですが、これはコッパハムやパルマハムなどが濃い赤色をしているのに対し、ラックシンケンは薄ピンク色をしているためです。

スモークをかけた後に乾燥させないので、しっとりとした舌触りが特徴的です。

ラックスシンケンといちごを使ったサラダです。オリーブオイルと黒胡椒をかけて完成です。
ラックスシンケンと苺のオイルサラダ

ゼリー寄せ

ポークアスピックをはじめとして、フロマージュ、グリューネズルチェ、和牛トマト煮などオリジナル製品を数多くご用意しております。

豚のタン・ハツ・スネ肉を煮込んで、スープごとゼリー寄せにしました。レモンピール入りで爽やかな味わいです。
コパ・ロマーニャ

ゼリー寄せのいいところは、肉を煮込んだ際のダシがよく出た美味しいスープを丸ごと閉じ込めてしまえることです。

旨みを余すことなく味わえるので、どの部分を食べても美味しいのが嬉しいポイント!

冷たいままトーストにのせて食べるのがオススメです。

豚肉で最も柔らかい希少部位を使ったゼリー寄せ
ポークアスピック

テリーヌ

さっと器に並べてお気に入りのワインと合わせれば、簡単おうちバルを再現できちゃうテリーヌ。

当店では定番人気商品のパテドカンパーニュに加えて、若鶏のテリーヌ、豚レバーのテリーヌ、森のテリーヌなどなど新作も多く登場しているカテゴリーです。

豚肉と鳥レバーの田舎風パテです。
フルーツとナッツが入ったパテをパイに包んで焼き上げました。
鶏むね肉ときのこのゼリー寄せです。

ハード系のパンとも相性が良いので、マスタードなどと合わせてサンドイッチにするのも良いですね。

レバーパテ

焼き立てサクサクのトーストに、バターのようにたっぷりのせてみてください。

ドイツの高級ホテルの朝食があっという間に出来上がりです。

用意も簡単、冷蔵庫から取り出してパンに塗るだけです。

当店のレバーパテ はコクがたっぷりなのに臭みがないとご好評いただいています。

その秘訣は新鮮なレバーを使うこと、そしてレバーの旨みを引き出すスパイスにあります。

レバーパテ は朝食からランチ、夕食、おつまみと1日のどんなシーンにも活躍します。

臭みのない濃厚なレバーパテです。

朝食ならコーヒーと。おつまみなら赤ワインと合わせてどうぞ。

現在なめらかタイプと粒入りタイプの2種類ございます。

店頭販売

もともと店頭にはショーケースがあり、小売をしていたのですが卸売にシフトしていたためこの10年ほど店頭での販売はしておりませんでした。

ですが店頭小売のリクエストを多数頂きまして、その声にぜひお応えしたく2年ほど前から店頭小売を再開いたしました。

マイスター東金屋の店頭販売の様子です。
定番のフランクフルト、ウインナーに加えてオリジナル商品もあります。

定番商品に加え、季節の限定商品などもご用意しております。

ドイツ料理のいいところ

それはランチや夕食だけでなく、朝食にも楽しめるという点です。

ドイツの食文化に「カルテスエッセン」という言葉があります。

カルテスエッセンとはドイツ語で「冷たい食事」を意味しますが、これは火を使わずに簡単に済ませるドイツの伝統的な夕食スタイルのことを指します。

バゲットにサラミをのせました。熟成したサラミをじっくり味わえます。

 カルテスエッセンの目的は、家事負担の軽減や食後のゆったりした時間を多く確保することにありますが、私たち日本人の忙しい現代の生活にもぴったりな考えだと感じています。

特に朝は忙しくて、朝食を食べない人も多いようです。でもハムやサラミ、レバーパテなら冷蔵庫から出してパンにのせるだけです。

クオリティにとことんこだわった当店の商品をお使い頂ければ、手抜きだとは誰も感じないどころかヨーロッパのホテルの朝食を簡単に再現できてしまいます。

余裕があればソーセージを茹でたり、ベーコンを焼いたり、近所のお気に入りのパン屋さんでバゲットを買って合わせたり。

1日の始まりをおいしい食事で始められたら、その日は余裕を持って過ごせる気がしませんか?

ハムやソーセージをはじめとしたドイツの食肉加工製品は、その食べ方を含めとっても奥深い食べ物なのです。

ぜひあなたにも試して頂きたいです。

当店へのアクセス・駐車場について

住所は〒263-0021 千葉県千葉市稲毛区轟町4ー7ー23となります。

最寄駅は千葉都市モノレールの作草部駅です。そこから徒歩3分くらいです。当店の隣には作草部郵便局があります。

店舗の前に車1台分の駐車スペースがあります。ちょっと狭いのでお気をつけ下さいませ。

2代目店主挨拶

最後に、遅くなりましたが、私の自己紹介をいたします。

初めまして。マイスター東金屋の2代目店主の河野亮太郎と申します。

大学在学中にドイツへ1年間留学した際に、ドイツパンやハム・ソーセージなどの美味しさにすっかり魅了されたと同時に、近隣のフランスやイタリアなどの食肉加工の奥深さを知ることとなり、日本にもこの美味しさを届けたいと思うようになりました。

都内の大学を卒業後この道に進み、師匠である祖父に教わりながら日々技術の向上に努めています。

マニュアルのない職人の世界で次々と例外の状況が続くので、最後は体で覚えるしかありません。しかしトライアンドエラーで毎日新しい発見があるのでとても楽しく働かせていただいています。

技術とアイデアの引き出しを増やして、より魅力的な製品をお届けできるように頑張ります。

マイスター東金屋の今後について

ドイツ製法のベースは維持しながらも、味の改善・商品開発に励み、当店だけの味を追求していきます。そして当店の商品を通して、一人でも多くのお客様にドイツの食文化、また食肉加工の奥深さをお届けして参ります。

あなたの食事の選択肢を少しでも広げられれば幸いです。

当店製品を使ったレシピやアレンジ方法はインスタグラムやTwitterで発信しておりますので、よろしければそちらもご覧ください。

マイスター東金屋インスタグラム
https://www.instagram.com/